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化粧品に関するあれこれ

mlをgに換算

mlをgに換算

化粧品には、色々な原料があり、

原料の容器には、

ml表記のものがあります。

製造する場合には、gに換算して行います。

その為、こんな公式も知っていると便利です。

 

質量を比重で割ると体積

質量を体積で割ると比重

比重と体積をかけると質量

 

上下は、割る(÷)

左右は、掛ける(×)

と覚えておくと覚えやすいかもです。

 

水 1ml=1gなんですが、

物には、比重というものがあり、

全てが1とは限らないんです。

ちなみに、エタノールは、0.789だったりします。

 

なので、エタノール1mlをgに換算するなら、

比重 0.789 × 体積 1 ml

で、

エタノールの質量は、0.789gとなるんです。

 

エタノール1gの体積は、

質量 1g ÷ 比重 0.789

で、

エタノールの体積は、約1.267ml

 

一応、量りで軽量するんですが、

軽量する際の容器を選択する際に、

必要な知識なんだそうです。

 

例えば、

水より軽いものだと体積が増すので、

その辺を考慮して選択しないと、

その容器に全量が入りきらないことがあるんです。


化粧品の主成分

ご存知でしたか?

化粧品の主成分って、

水・油・界面活性剤の3つのベース成分で出来てるってことを。

 

およそ70%~90%がこの成分なんだそうです。

この3つの組み合わせで、

ほとんどの化粧品は作られています。

 

化粧品の主なベース成分

化粧品の主なベース成分を一覧表にしてみました。

種類 成分
化粧水 水性
成分
シャンプー
・洗顔料
水性
成分
界面
活性剤
乳液・クリーム・リンス
・コンディショナー
水性
成分
油性
成分
界面
活性剤
クレンジングオイル 油性
成分
界面
活性剤
石鹸 界面
活性剤
美容液 水性
成分
油性
成分
界面
活性剤
ルースファンデーション
パウダーファンデーション
着色剤
プレストファンデーション
口紅
油性
成分
着色剤
コンシーラー 水性
成分
油性
成分
界面
活性剤
着色剤
リキッドファンデーション 水性
成分
油性
成分
界面
活性剤
着色剤
日焼け止め 水性
成分
油性
成分
界面
活性剤
紫外線
防止剤
UVファンデーション
BBクリーム
水性
成分
油性
成分
界面
活性剤
着色剤 紫外線
防止剤

ここに、残りの10%~30%の「機能性成分」「品質向上・安定化成分」

「香料」などが加わります。

※スキンケア化粧品には、「着色剤」も加わることがあります。

 

ベース成分は、ほぼ同じですが、

これらの組み合わせや配合量で、

化粧品の性質はガラッと変わります。

 

それぞれの成分でも、種類があり、

その中から、何を選ぶかによっても変わってくるようなので、

今度は、それぞれの成分の種類についても勉強を進めていきます。


化粧品の成分表示

化粧品の成分表示には、

3つのルールがあることをご存知でしたか?

 

2001年の薬事法改正から、

医薬部外品を除くすべての化粧品は、

全成分をパッケージに表示することが義務化されているそうです。

 

なので、どんなものが入っているのかは、

パッケージをみれば、わかってしまうそうです。

(見る人が見ればですけどね。)

 

で、話は戻しますが、3つのルールとは。

 

  1. 配合量の多い順に記載
  2. 配合量が1%以下の物は順不同
  3. 着色剤は配合量にかかわらず末尾に

 

詳しくは、また、勉強してから紹介しますね。


化粧品の成分

よく、ネットなどで、

この化粧品は危ないとか肌に良くないとか、

ネガティブメッセージが出ていることがありますが、

誤解や必要な説明を端折っていることが多いそうです。

 

日本の化粧品に使われている成分で、

これは危険と断言できるほど危険な成分は入っていないそうです。

さらに、これは安全と断言できるほど安全な成分も入っていないそうです。

 

なので、化粧品には、著しく治療効果がある成分も

体に悪影響を及ぼす成分も入ってません。

 

ネットで見かけるネガティブメッセージは、

メーカーが他と差別化を図るために、

戦略的に使っていることもあるようです。

 

体に悪影響を及ぼす成分が入っていたり、

発がん性物質のリストに載っている成分が入っているだけで、

ネガティブメッセージを出したりしますが、

これらも、1回の摂取量が、50gだとか、100ℓとか、

大量に摂取した場合に、体に悪影響を及ぼす成分だったりするそうです。

 

でも、クリームや化粧水を手に取って、

ひと塗するのにそんな量使いませんよね。

ネガティブメッセージでうたわれる成分が、

1回でどれだけ摂取したら悪影響を及ぼすかってことも、

知っておくことで、

化粧品選びの幅が広がりますね。

 

今まで、除外してしまった化粧品の中に、

あなたにぴったりの化粧があったかもです。

 

もう少し、勉強して、

化粧品に使われてる成分に関しても、

紹介できるように頑張ります(^^)/


化粧品の役割

最近では、化粧品に対して、ある程度の効果を期待してしまう方も多いようです。

たとえば、「シミが消える」とか「シワが無くなる」など。

スキンケアの化粧品に関しては、効果や効能を求める傾向が強いようです。

 

でも、そもそもの化粧品の役割とは、

皮膚や毛髪を保湿して健やかに保つことなんだそうです。

薬の様に不調を治す力は、持っていないんだそうです。

 

化粧品を使う目的のひとつは、楽しむこと。

使い心地を楽しんだり、

ケアする実感を味わったり、

色々なブランドやデザインを楽しんだり。

 

効果や効能ばかりに目が向いてしまうと、

楽しめなくなってしまいますよね。